レスパイト入院

レスパイト入院について

「介護にあたられているご家族等の病気や事故、冠婚葬祭などの社会的事情にて自宅介護が一時的困難な場合」や「介護者が肉体的・精神的負担（介護疲れ）の一時的軽減を希望された場合」に介護者を支援する目的で在宅患者様に短期入院加療して頂く制度です。
在宅医療現場では機器を用いる検査が自宅では困難なため、年に数回入院施設で検査を行うことは意義が大きく、その後の継続した在宅医療を円滑にいたします。

ご利用可能な方

• 在宅医（往診を受けられている）からの要請がある患者さん。
• ショートステイやデイサービス等を受けにくく、介護が必要な方。医療保険適用の方に限ります。

レスパイト入院の基本ルール

• 入院期間は原則2週間（14日）以内です。ただし、次回のご利用は1ヶ月経過後とさせていただきます。
• レスパイト入院後の退院先はご自宅の患者さまのみとさせていただきます。
• 入院時の内服薬・注入食等はご持参いただき、入院中は当該ご持参分を使用させていただきます。

入院費用

• 入院費用は、診療報酬基準に基づき計算致します(通常入院と同じです)。
• 個室をご利用の際は、別途室料差額を徴収させていただきます。

注意点

•当院では、診療目的での入院患者さまを優先しております。よって、レスパイト入院のお申し込みをいただいた場合でも病棟の都合により、受け入れが困難な場合があることをご理解頂き、ご了承お願いします。
• 入院費用は、通常の入院と同じですが、入院時に状態を把握させていただくために、採血・ECG・胸部撮影などの検査をさせていただく場合があります。
入院の変更や転院をする場合がございます。
• 病状が悪化し治療が必要になった場合には、レスパイト入院から通常の治療入院となることがあります。また、主治医と相談のうえ、
転院になる場合もあることをご了承下さい。
• 迷惑行為の禁止
他の入院患者さんにご迷惑となるような行為等があった場合は、入院の継続が困難になる場合がありますので予めご了承下さい。