検査装置の貸出しについて
当院では仕事で忙しい方にも、自宅で出来る、いびき・睡眠時無呼吸症候群の検査装置を患者様にお持ち帰りいただき
検査をうけていただいております。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合には、重症度や原因を判定し、治療方法を決定するための検査が必要です。
検査には、大別して2種類の方法があります。
患者さまのご自宅でも行なえる簡易的な検査と、入院してより詳細な状態をみるポリソムノグラフィー、PSG検査の2種類です。
■ 簡易検査
お休みになる際に、腕時計タイプの機械を装着し、一晩の検査を行ないます。簡単に装着できますので、ご自宅での検査も可能です。
指と鼻にセンサーを取り付けますが、痛みはありませんのでご安心ください。
検査結果により、より詳しい検査が必要な場合は、PSG検査を行なう場合もあります。
■ PSG検査 確定診断
睡眠時無呼吸症候群(SAS)のタイプや重症度を調べる専門的な検査です。SASの原因や重症度を調べる方法として、
終夜睡眠ポリグラフィー検査(PSG検査)があります。PSG検査はSAS検査の中で最も精密な検査方法になりますので、
当検査にてSASの確定診断をいたします。病院で1晩就寝いただき、脳波や筋電図、胸部の動き、血中酸素量等を調べます。
これにより無呼吸の程度、酸素の低下状態、睡眠障害の有無について診断されます。
寝ている間に検査は終了
これらの項目を測定するために身体に多くのセンサーをつけますが、痛みを伴う検査ではありません。いつも通りに寝ている間に検査は終了します。
PSG検査の結果は、医師や専門の技師などがそれぞれのデータを見て最終的に判定します。
結果は2週間ほどいただいております。退院後外来で説明いたします。
病室
入院は個室をご利用いただきます。
個室のタイプはご選択いただけませんので、ご了承願います。
パジャマ、タオル、コップ、歯ブラシ等洗面用具、スリッパはご持参願います。